昨今のDJingの多様化には目を見張るものがあります。
2台のターンテーブルと1台のDJミキサー、そしてヘッドフォンを使用して行うスタイル(私たちがDJといって一番に想像するスタイル)から、ヘッドフォンはおろかターンテーブルもミキサーも使用せず、ラップトップPCと、そのPCに接続された機材で、よもやこれがDJの姿なのか?と疑いたくなるようなものまで様々であります。

そんな多様化するDJingも、スタイルやジャンルでミックス手法や、それらを活かす機材なども多様化していっています。 その結果、低コストでDJを始められ、DJの門戸が解放されたものの、逆にモノが溢れどこから手を付けていいのかわからない... と、いったことも増えているのでは?と思います。 ここではそういった、 「まずどの機材を手に入れればいいの?」 「この機材はどうやって使えばいいの?」 といったことを、機材の特徴や特質、私の感想等をまとめてたいと思います!
また、DJソフトとしてだけではなく、楽曲制作もできるソフトも出てきています。それらにもスポット当てていく中で、楽曲制作でも使える小技なども紹介していきたいと思っていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
本日一回目はDJといえば! そうターンテーブルに注目したいと思います。
日本のクラブには少なくとも2台は必ずといってもいいくらいあるのではないでしょうか?

まずはこの動画をどうぞ!


 



惜しくも2010年12月生産を終えているようですね。 確かにこの時期ターンテーブル市場も飽和状態を迎え、
Technics SL-1200シリーズのほぼ独占状態のため)そしてなにより、生産終了へと追い込んだ一番の原因は、 「壊れなさすぎる」 これに尽きるのではないでしょうか? 上記の動画のように、技術革新による音楽の進化、あるいはその逆もここでは起きていますが、それ以上に


Technics SL-1200シリーズがもたらした革新は、いくらハードな環境下でもkeep on dancingでいられるかを追求し、それを実現し、今までのハードウェアの常識を覆す頑丈さを提供しつづけたことでもあるのでは、と思います。
僕が知っている仲間内や、クラブ関係で、故障した、使えなくなったといったたぐいの話は聞いたことないようにも思えます。 まぁ、寿命はありますが、それをのぞけばほぼ無敵なのでは?
前述ですが、現在でも様々なクラブがいまだにこれを使っているところが多いのですし、DMCをはじめDJバトルの世界でもこれがスタンダードとなって使用されているので、ぜひ1台と言わず2台持っていても損はないのでは?と思います! 使い方もものすごくシンプルですので、 レコードでDJをしたい! という人や PCでDJしたいけどやっぱりタンテでDJがしたい! という人や バトルDJをやりたい! って人にはぜひともおすすめの2台です。


では次回はターンテーブルを使ったDJ方法についてかいていきたいと思います。



Technics クォーツシンセサイザーD.D.プレーヤー ブラック SL-1200MK5-KTechnics クォーツシンセサイザーD.D.プレーヤー ブラック SL-1200MK5-K [エレクトロニクス]
商標:パナソニック
(2002-11-01)